新卒の面接代行とは、一次面接などの面接と、その前後の日程調整・合否連絡を外部の担当者に任せるサービスです。面接の運営に加えて、媒体の運用や説明会までまとめて任せたいならHitotechnology(ヒトテクノロジー)がおすすめです。費用は解説記事の目安で面接1回あたり約1万円から、月額固定なら10万円台からです(各社公式サイト・公開情報に基づく。2026年11月3日確認)。任せ方としては、評価基準の決定と最終的な合否の判断を自社に残し、面接の実施と運営を任せる形が進めやすい分け方です。
「エントリーは集まったのに、面接官が足りない。現場の社員に頼むと日程が組めず、学生を待たせてしまう」。
新卒採用では、選考の時期に面接が集中します。面接官を務める社員の本来の業務は止められず、日程の調整や合否の連絡が遅れるほど、学生は先に連絡をくれた企業へ気持ちが移りやすくなります。面接を外部に任せる「面接代行」は、この詰まりをほどく手段の一つです。
この記事では、新卒の面接代行で任せられる業務と自社に残す判断、費用相場、おすすめ5社の比較、大量採用で使うときの注意点を、公式情報と公的資料をもとに整理しました。
執筆:採用戦略アナリスト 一ノ瀬 真理子|最終更新:2026年11月3日|事業者情報の確認日:2026年11月3日
- 【面接の前後までまとめて】Hitotechnology:媒体の運用・スカウト・説明会から面接代行までをまとめて任せられるとしており、AIによる一次面接のサービスも提供
- 【初めての新卒採用】マイナビ(マイナビアウトソーシングサービス):説明会・面接官代行に加え、選考基準や面接帳票の見直しも提案
- 【役割分担を図で決めたい】ネオキャリア:面接業務の代行に加え、どの工程を誰が担うかをオペレーションフロー図で示す
- 【見極めの設計から】ホワイトコート:0次・1次面接の代行と評価設計に対応(30名規模からの新卒採用)
- 【面接官だけを短期で】マンパワーグループ:面接官代行と面接後の評価のレポーティング。新卒採用の事務・業務代行は1カ月程度からの契約やスポット契約に対応
※ 各社公式サイトの公表情報に基づく(2026年11月3日確認)。料金は面接の件数・期間・範囲により個別見積もり。
| 事業者 | 面接の任せ方 | 面接の前後で任せられること | 料金の公開 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|---|
| Hitotechnology | 面接代行・面接運営、AIによる一次面接 | 戦略立案・媒体運営・スカウト・説明会・日程調整・内定通知 | 3プランを公開(パッケージ・成功報酬・月額顧問) | 面接の手前の母集団づくりから任せたい |
| マイナビ | 説明会・面接官代行(WEB面接を含む) | 合同説明会から内定者フォロー、選考基準・面接帳票の見直し | 問い合わせ | 初めての新卒採用や、採用担当を増やせない |
| ネオキャリア | 面接業務の代行 | 説明会の開催(採用専門のコールセンターを保有) | 都度見積もり(一部パッケージ) | 任せる工程を図で確かめてから決めたい |
| ホワイトコート | 0次・1次面接の代行 | 評価設計、面接日程の調整 | 無料相談から見積もり | 30名規模以上で、見極めの基準から整えたい |
| マンパワーグループ | 面接官代行(評価のレポーティング) | 面接官トレーニング、面接日程の調整・管理、説明会の運営サポート | 件数・期間に応じて見積もり | 面接官だけを短期・スポットで補いたい |
目次
新卒の面接代行とは
新卒の面接代行とは、新卒採用の面接を、採用代行会社などの外部の担当者が企業に代わって行うサービスです。面接官を出すだけのものから、面接の日程調整・合否の連絡・面接後の評価のレポートまでを含めて引き受けるものまで、事業者によって範囲が違います。
面接代行で任せられる業務
各社の公式ページに書かれている面接まわりの業務を並べると、次の4つに分かれます。
| 業務 | 内容 | 公式ページに記載がある事業者の例 |
|---|---|---|
| 面接の実施 | 0次面接・一次面接などを、社外の面接官が企業に代わって行う | Hitotechnology、マイナビ、ネオキャリア、ホワイトコート、マンパワーグループ |
| 面接の運営 | 面接日程の調整など、面接を進めるための段取り | Hitotechnology、ホワイトコート、マンパワーグループ |
| 評価の報告 | 評価基準に沿った見極めと、面接後の評価のレポーティング | マンパワーグループ |
| 選考の設計 | 選考基準・面接方法・面接帳票の作成や見直し、面接官トレーニング | マイナビ、ホワイトコート、マンパワーグループ |
※ 各社公式サイトの記載に基づく(2026年11月3日確認)。表にない事業者がその業務に対応していないとは限らない。
自社に残す判断
面接を外部に任せても、どんな学生を採るかという評価基準の決定と、最終的な合否の判断は自社に残す分け方が進めやすくなります。マンパワーグループが評価基準に沿って見極めると説明しているように、社外の面接官は、渡された基準に沿って見極め、結果を報告する役割を担う形が多く見られます。基準があいまいなまま任せると、面接官によって評価がばらつき、報告を受けても判断の材料になりません。
学生の志望度を高める「口説き」をどこまで任せるかも、事前に決めておく項目です。マイナビは、説明会・面接の中で優秀な人材に口説きを入れながら採用成功につなげるとしています(同社公式サイト、2026年11月3日確認)。自社の言葉で伝えたい部分があるなら、二次面接以降を社員が担う形に分けます。
面接代行・採用代行(RPO)・AI面接の違い
面接代行は、採用代行(RPO)が引き受ける業務のうち、面接とその前後を切り出したものです。採用代行には、母集団の形成から説明会、内定者フォローまでの工程があり、面接代行はその一部に当たります。工程ごとに任せられる業務は新卒採用代行の業務範囲マップで一覧にしています。
AI面接は、人の面接官の代わりにAIが面接を行う仕組みです。Hitotechnologyは「Hitotech AI」の面接AIについて、一次面接をAIが自動で実施すると説明しています(同社公式サイト、2026年11月3日確認)。人の面接代行と組み合わせると、一次面接の件数が多い時期の負担を分けられます。
新卒の面接代行の費用相場
新卒の面接代行の費用相場は、公開されている解説記事では面接1回あたり約1万円から、月額固定なら10万円台から、業務量が多い場合は30万〜40万円前後が目安とされています。ただし、いずれも事業者やメディアの運営者が示した目安で、公的な統計は確認できませんでした。料金の型ごとに金額の意味が違うため、一つの相場に丸めずに見ます。
| 料金の型 | 公開情報の目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 従量課金(面接1回ごと) | 1回あたり約1万円から | 面接の件数が読める、繁忙期だけ補いたい |
| 月額固定 | 10万円台から。業務量が多い場合は30万〜40万円前後 | 選考期間を通して一定の量を任せたい |
| 成果報酬(面接1人ごと) | 面接1人ごとに5,000円前後 | 応募者数の変動が大きい |
| 成果報酬(採用1人ごと) | 1人60万〜120万円(採用代行全般の固定額の目安)、または入社1人ごとに年収の30〜40% | 採用人数が少なく、成果に連動させたい |
※ 出典:マネーフォワード クラウド「採用代行(RPO)の費用相場」(2026年3月25日作成)、みんなの採用部(ネオキャリア)「面接代行サービス比較」(2026年9月11日更新)、digireka「面接代行の料金相場」(2025年10月7日公開)。いずれも2026年11月3日確認。成果報酬の「年収の30〜40%」は、みんなの採用部の記事の記載。
記事によって数字がずれる点にも注意が要ります。たとえば新卒採用代行全体の月額は、マネーフォワード クラウドの記事では月10万〜70万円(同じ記事の別の箇所では月5万〜70万円)、digirekaの記事では月50〜70万円と、示す幅が違います。採用1人ごとの成果報酬も、固定額で示す記事と年収に連動させて示す記事があります。
面接代行を単体で頼むか、採用代行の一部として頼むかでも費用の見え方は変わります。採用代行全体の料金体系は新卒採用代行(RPO)の費用相場と料金体系3タイプで詳しく比べています。
新卒の面接代行おすすめ5社の比較
新卒の面接代行のおすすめは、面接の前後までまとめて任せるならHitotechnology、初めての新卒採用で説明会と面接官をまとめて任せるならマイナビ、任せる工程を図で確かめて決めたいならネオキャリア、見極めの基準から整えたいならホワイトコート、面接官だけを短期で補うならマンパワーグループです。各社の特徴と、向かないケースを順に整理します。
【面接の前後までまとめて】Hitotechnology(ヒトテクノロジー)
Hitotechnology(Hitotech Group)は、採用戦略の立案から媒体運営、スカウト・説明会・面接代行までをまとめて任せられるとしています。任せられる範囲として、説明会運営、面接運営、内定通知、内定者研修を挙げています。
- 面接の手前から設計できる:新卒採用プロデュースとして、マイナビ・ログナビの掲載と運用代行、独自のスカウト活動、新卒紹介、説明会代行・面談代行を含む採用アウトソーシングの4つを組み合わせて支援するとしています
- AIによる一次面接:「Hitotech AI」の面接AIは、対話型のAIが採用面接を行い、録画や面接評価項目の機能を備えるとしています。採用AIは、説明会の予約案内や選考の各段階の日時調整、進捗管理表への反映まで代行するとしています
- 始めるまでの期間:Hitotech AIは商談から最短5営業日程度で利用を始められるとしています
- 料金を公開:採用し放題の特別パッケージ300万円〜、成功報酬プラン1名100〜150万円、月額顧問プラン月額30万円〜の3つで、業種・職種・採用人数により変動するとしています
※ いずれもHitotech Group・株式会社Hitotechnologyの公式サイトの記載に基づく(2026年11月3日確認)。
一方で、料金のプランは新卒採用プロデュース全体のもので、面接代行だけの料金は公式ページに示されていません。面接だけを単発で頼みたい場合は、料金の型も対象の範囲も違うため、面接1回ごとの従量課金の事業者と同じ条件で見積もりを並べて比べるのが確実です。逆に、母集団づくりから面接の運営までを1社にまとめる前提なら、窓口を分けたときに生じる日程や情報の受け渡しの手間を減らせる点が強みになります。
公式サイト:Hitotech Group/Hitotech Group 新卒採用プロデュース/Hitotech AI
支援の仕組みをさらに詳しく知りたい場合は、Hitotechnology徹底レビューで解説しています。
【初めての新卒採用】マイナビ(マイナビアウトソーシングサービス)
マイナビは、新卒採用向けの「マイナビアウトソーシングサービス」で、説明会・面接官代行を提供しています。WEBセミナーやWEB面接に加え、全国で行う説明会・面接を代行するとしています。
- 選考の設計も相談できる:選考基準・面接方法・面接帳票の作成や見直しを提案し、社内でのプレゼンターや面接官の調整が要らなくなるとしています
- 対象の工程:合同企業説明会から内定者フォローまでを対象とし、初めての新卒採用や、採用担当者の増員が難しい場合に有効としています
料金は提供するサービスや期間によって異なり、問い合わせで確認する形です。また、一部の採用業務をパートナー会社へ委託する場合があること、土日祝の連絡は翌営業日から対応することをFAQで示しています(同社公式サイト、2026年11月3日確認)。週末の応募者対応を重視する場合は、契約前に体制を確かめます。
公式サイト:マイナビアウトソーシングサービス
【役割分担を図で決めたい】ネオキャリア
ネオキャリアは、新卒採用代行の選考段階の業務として面接業務の代行を挙げ、ノウハウが必要な面接の代行も依頼できるとしています。説明会の開催も委託できます。
- 役割分担を図にする:業務の範囲を確かめたうえで、企業ごとの「オペレーションフロー図」を提出し、どの工程を誰が担うかを明確にするとしています
- 採用専門のコールセンター:採用専門の大型コールセンターを自社で持ち、プライバシーマークを取得したセンターで運用するとしています
料金は都度見積もりで、一部にパッケージプランもあるとしています(同社公式サイト、2026年11月3日確認)。どの工程を社内に残し、どこを任せるかを図で確かめながら決めたい企業に向きます。
公式サイト:ネオキャリア 新卒採用代行
【見極めの設計から】ホワイトコート
ホワイトコートは、0次面接や1次面接の代行により候補者の見極めと評価を行うとしています。30名規模からの新卒採用では、0次・1次面接の代行や評価設計など、見極め・評価の支援にも対応できるとしています。
- 評価設計から関わる:面接の実施だけでなく、評価の設計も対応の範囲に含めています
- 日程調整:面接日程の調整も対応業務に挙げています
料金は公式ページに記載がなく、無料相談から見積もる形です(同社公式サイト、2026年11月3日確認)。採用人数が30名に満たない場合は、対応の形を相談の段階で確かめます。
公式サイト:ホワイトコート RPO(採用代行)
【面接官だけを短期で】マンパワーグループ
マンパワーグループは、面接官代行として、面接経験のある担当者が企業の面接官を務め、評価基準に沿って候補者を見極め、面接後に評価とレポーティングを行うとしています。依頼の例に「新卒採用の面接をお願いしたい」を挙げています。
- 短期・スポットで使える:新卒採用の事務・業務代行は、1カ月程度からの契約やスポット契約に対応するとしています
- 面接官トレーニング:面接代行のメニューに、面接官トレーニングや面接日程の調整・管理を含めています
料金は面接の件数や対応期間に応じた見積もりです。会社説明会・就職フェアの運営サポートも提供しています(同社公式サイト、2026年11月3日確認)。
公式サイト:マンパワーグループ 面接官代行/マンパワーグループ 新卒採用 事務・業務代行
大量採用で面接代行を使うときの注意点
大量採用で面接代行を使うときの注意点は、評価基準の共有、面接で聞いてはいけない事項の徹底、個人情報の扱いの取り決め、任せる業務の範囲と職業安定法の確認、合否連絡までの日数の約束の5つです。面接の件数が増えるほど、面接官ごとの判断のぶれと連絡の遅れが、辞退につながりやすくなります。
評価基準を文書で渡す
社外の面接官が複数入る場合、口頭の説明だけでは評価がそろいません。評価項目、各項目の判断の目安、合格ラインを文書にして渡し、最初の数件の面接の評価を社内でも確かめてから任せる範囲を広げます。評価のレポートの形式も、契約の段階で決めておきます。
面接で聞いてはいけない事項を面接官にも徹底する
厚生労働省は、採用選考は応募者の適性と能力に基づく基準で行うものとし、採用側にそのつもりがなくても、適性・能力に関係のない事項を面接で尋ねれば結果として採否に影響するおそれがあるとしています(厚生労働省「公正な採用選考の基本」)。そのうえで、本籍・出生地、家族の状況、宗教、支持政党など、就職差別につながるおそれのある14の事項を示しています(厚生労働省「採用選考時に配慮すべき事項」。いずれも2026年11月3日確認)。同省は、不適切な質問は家族に関することが多く、面接の空気を和らげるために聞いてしまうケースが多いとも注意しています。社外の面接官も企業の選考を担う立場のため、同じ基準を共有します。
応募者の個人情報の扱いを契約で決める
面接代行では、応募者の履歴書や評価の記録を社外に渡すことになります。個人情報保護法第25条は、個人データの取扱いを委託する場合、委託先に対して必要かつ適切な監督を行うことを求めています(e-Gov法令検索「個人情報の保護に関する法律」、2026年11月3日確認)。再委託の有無、データの保管と削除の方法、選考後の扱いを契約で決めておきます。
また職業安定法第5条の5は、労働者の募集を行う者と募集受託者に対し、求職者の個人情報を業務の目的に必要な範囲で、目的を明らかにして収集・使用することを求めています(e-Gov法令検索「職業安定法」、2026年11月3日確認)。
任せる業務の範囲と職業安定法の確認
職業安定法は、労働者の募集を、労働者になろうとする人にその被用者になるよう勧誘することと定めています(第4条第5項)。報酬を払って社外の者に募集を任せる場合は、厚生労働大臣の許可が必要とされています(第36条第1項)。一方、厚生労働省の「募集・求人業務取扱要領」は、採用試験を募集とは別の行為と記載しています(厚生労働省「募集・求人業務取扱要領」令和7年6月、2026年11月3日確認)。
ただし、面接そのものを外部に任せる場合の扱いを直接示した公的資料は、2026年11月3日時点で確認できませんでした。面接に加えて、説明会やスカウトなど学生を勧誘する業務まで任せる場合は、委託募集の許可や報酬額の認可が関わる可能性があります。同要領は、許可を受けた人材スカウト型の職業紹介事業者に募集を委託する場合は、求人を申し込んだものと解され、委託募集の許可は基本的には不要としています。任せる業務の範囲が決まったら、事業者の許可・届出の状況とあわせて、管轄の労働局に確認するのが確実です。
合否連絡までの日数を約束しておく
面接から合否の連絡までの日数は、学生の志望度に関わります。代行の範囲に合否の連絡を含めるか、含めない場合は社内で何日以内に判断を返すかを、契約の段階で決めておきます。社内の判断が遅れると、代行の側がどれだけ早く面接を回しても、学生を待たせることになります。
失敗しない面接代行の選び方
失敗しない面接代行の選び方は、任せる範囲を先に決め、同じ条件で見積もりを取り、評価の報告の形と面接後の動きを比べることです。次の6点を、依頼先の候補ごとに確かめます。
- 任せる範囲:面接の実施だけか、日程調整・合否連絡・評価の報告まで含むか
- 面接の段階:0次・一次面接のみか、二次面接以降も対応するか
- 面接官の体制:面接官の経験、同じ担当者が続けて入るか、評価基準の研修をするか
- 料金の型:従量課金・月額固定・成果報酬のどれか。成果報酬なら「成果」が何を指すか
- 評価の報告:レポートの形式、報告までの日数、記録の受け渡し方法
- 個人情報と委託の体制:再委託の有無、プライバシーマークなどの取得、選考後のデータの扱い
見積もりを依頼する前に準備する項目は採用代行・RPOの問い合わせガイドで、採用代行会社を選ぶときの全体のチェックリストは新卒採用代行(RPO)の選び方で解説しています。
2028卒の面接日程から逆算する依頼の時期
2028卒の面接など採用選考活動は、政府の要請では2027年6月1日以降に始めることとされています。面接代行を使うなら、評価基準の共有や面接官の準備の期間を見込み、広報活動が始まる2027年3月1日より前に依頼先を決めておくのが目安です。
| 活動 | 2028卒(2028年3月卒業予定者)の日程 |
|---|---|
| 広報活動の開始 | 2027年3月1日以降 |
| 採用選考活動(面接等)の開始 | 2027年6月1日以降 |
| 正式な内定日 | 2027年10月1日以降 |
※ 出典:内閣官房「就職・採用活動に関する要請」(2027年度卒業・修了予定者)(2026年11月3日確認)。政府の区分では、2028年3月卒業予定者は「2027年度卒業・修了予定者」に当たる。
同じ要請は、春休み以降に行う2週間以上の専門活用型インターンシップを通じて、高い専門性があると判断された学生は、6月より前に採用選考へ移れるとしています。インターンシップから選考へつなぐ設計をする場合は、面接代行の開始時期も前倒しで考えます。
2029卒(2029年3月卒業予定者)以降については、政府の関係省庁連絡会議が現行ルールの見直しを前提に議論するとしており、2026年11月3日時点で具体的な日程は公表されていません。2029卒の計画は、日程の公表を待ちつつ、2028卒の選考で得た評価基準や面接の記録を引き継げる形で準備しておきます。採用市場全体の動きは2028卒採用に向けた市場分析で整理しています。
新卒の面接代行に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 新卒の面接代行とは何ですか?
新卒の面接代行とは、新卒採用の面接を、採用代行会社などの外部の担当者が企業に代わって行うサービスです。一次面接や面接官の派遣だけでなく、面接日程の調整、合否の連絡、面接後の評価のレポートまでを含めて任せられる事業者もあります。合否を最終的に決める判断は、企業に残す形が進めやすくなります。
Q2. 新卒の面接代行の費用相場はいくらですか?
新卒の面接代行の費用は、公開されている解説記事では面接1回あたり約1万円からが目安とされ、月額固定なら10万円台から、業務量が多い場合は30万〜40万円前後とされています。採用1人ごとに払う成果報酬型の目安は1人60万〜120万円とする記事もあります。料金の型で金額の意味が違うため、同じ条件で見積もりを取って比べます。
Q3. 新卒の面接はどこまで外部に任せてよいですか?
新卒の面接は、一次面接などの見極めと、日程調整や合否連絡などの運営を外部に任せ、評価基準の決定と最終的な合否の判断は自社に残す分け方が進めやすくなります。評価基準を先に渡しておくと、面接官が社外の人に替わっても判断の軸がぶれにくくなります。
Q4. 大量採用で面接代行を使うときの注意点は何ですか?
大量採用で面接代行を使うときの注意点は、評価基準を文書で共有すること、面接で聞いてはいけない事項を面接官にも徹底すること、応募者の個人情報の扱いを契約で決めること、任せる業務の範囲を職業安定法に照らして確かめること、合否の連絡までの日数を約束しておくことの5つです。面接の件数が増えるほど、面接官ごとの判断のぶれと連絡の遅れが辞退につながりやすくなります。
Q5. 面接代行を使うと職業安定法の許可は必要ですか?
面接代行と職業安定法の関係は、面接そのものを外部に任せる場合の扱いを直接示した公的資料が確認できませんでした。一方、説明会やスカウトなど労働者の募集(勧誘)に当たる業務を、報酬を払って社外の者に任せる場合は、職業安定法第36条の委託募集の許可や報酬額の認可が関わります。依頼する業務の範囲が決まったら、事業者と管轄の労働局に確認するのが確実です。
Q6. 2028卒の面接はいつから始められますか?
2028卒(2028年3月卒業予定者)の面接などの採用選考活動は、政府の要請では2027年6月1日以降に始めることとされています。広報活動の開始は2027年3月1日以降、正式な内定日は2027年10月1日以降です。面接代行を使うなら、評価基準の共有や面接官の準備の期間を見込んで、広報開始より前に依頼先を決めておきます。
Q7. 新卒の面接代行のおすすめはどこですか?
新卒の面接代行のおすすめは、面接の運営だけでなく、媒体の運用・説明会・日程調整までをまとめて任せたいならHitotechnology(ヒトテクノロジー)です。初めての新卒採用で説明会と面接官をまとめて任せたいならマイナビのアウトソーシングサービス、面接官だけを短期で頼みたいならマンパワーグループの面接官代行というように、任せたい範囲で選びます。
まとめ
新卒の面接代行は、面接の実施と運営を外部に任せ、評価基準の決定と最終的な合否の判断を自社に残すことで、面接官不足と連絡の遅れを同時にほどく手段です。
- 任せられる業務は、面接の実施、日程調整などの運営、評価の報告、選考の設計の4つに分かれ、事業者によって範囲が違う
- 費用は解説記事の目安で、面接1回あたり約1万円から、月額固定なら10万円台から。記事によって数字に幅があるため、同じ条件で見積もりを比べる
- 大量採用では、評価基準の文書化、面接で聞いてはいけない事項の共有、個人情報の取り決め、合否連絡の日数の約束が欠かせない
- 2028卒の面接などの選考は2027年6月1日以降。広報開始の2027年3月1日より前に依頼先を決めておく
面接の運営に加えて、媒体の運用・スカウト・説明会まで1つの窓口で任せたいなら、Hitotechnologyから相談すると、面接の手前の工程も含めて計画を組めます。面接官だけを補いたい、初めての新卒採用で説明会と面接官をまとめて任せたいといった場合は、比較表の向いている企業の欄から候補を絞ってください。採用代行会社全体の比較は新卒採用代行の選び方|厳選10社比較と採用代行会社おすすめランキングで確認できます。


面接代行の比較では、面接1回の単価に目が向きがちです。ただ、各社の公式ページを並べてみると、違いが大きいのは単価よりも面接の前後をどこまで引き受けるかです。日程の調整、合否の連絡、評価のレポート、そして面接の手前の説明会や母集団づくりまで含めるかどうかで、社内に残る手間がまったく変わります。私は、面接だけを切り出して頼む前に、選考のどこで学生が離れているかを確かめることを勧めています。面接官の不足が原因なのか、連絡の遅さが原因なのかで、選ぶべき事業者が変わるからです。