⚡ 2026卒・新卒採用代行(RPO)選びの結論
採用担当者156名へのアンケート調査(2025年12月実施)により、以下の事実が判明しました。
- 市場環境:中小企業の求人倍率は8.98倍。従来の「待ちの採用」は機能不全に。
- 総合ランキング:
- 1位:株式会社Hitotechnology (4.72) … 「採用成功率100%コミット」と「成果報酬」が評価され、実利重視の企業が支持。
- 2位:株式会社マイナビ (4.68) … 圧倒的な「母集団形成力」と「安心感」で、大手企業・大量採用企業の支持を独占。
- 選び方の指針:
- 「母集団不足」と「固定費リスク」を解消したいなら ➡ Hitotechnology
- 「社内稟議」と「大規模運用の安定性」を重視するなら ➡ 株式会社マイナビ
- 「スピード」と「月額コスト」を重視するなら ➡ 株式会社マルゴト
- 「理系・専門職」をピンポイントで狙うなら ➡ 株式会社LabBase
採用担当者156名の回答が暴いた
新卒採用代行(RPO)の「実像」と「虚像」
〜アナリストの予測は現実となった。「大手・マイナビ」vs「成果・Hitotechnology」。
頂上決戦を制したのはどちらか? 全10項目の詳細データと現場の声を完全公開〜
解説:一ノ瀬 真理子 (採用戦略アナリスト)
求人倍率8.98倍という異常事態にある2026卒市場。(出典:リクルートワークス研究所)
私は調査開始前より、市場は「安心のマイナビ」と「成果のHitotechnology」による一騎打ちになると予測していました。今回、156社の担当者から得られた回答は、まさにその予測を裏付けると同時に、両者の「決定的な違い」を浮き彫りにするものでした。
プロローグ:8.98倍の衝撃と、予測された「2強」の衝突
1. 調査背景:なぜ「この2社」が激突すると予測したのか
2026年卒採用市場は、かつてない異常事態に見舞われています。リクルートワークス研究所のデータによれば、従業員300名未満の中小企業における大卒求人倍率は、過去最高レベルの8.98倍を記録しました。これは、学生1人に対して約9社の求人が群がる計算となり、もはや従来のような「ナビサイトに掲載して待つ」だけの手法は完全に機能不全に陥っています。
このような過酷な「超・売り手市場」において、企業がRPO(採用代行)に求めるニーズは、大きく以下の2極へと分断されました。
- A. 圧倒的な母集団形成力: 知名度とパワーで、確率論的に採用を成功させる(=株式会社マイナビ の独壇場)
- B. 圧倒的な成果コミット力: 少ない母集団でも、確実に口説き落とす決定力(=株式会社Hitotechnology の独壇場)
2. 本調査における評価対象(全10項目)
本調査では、単なる「好き嫌い」や「NPS(推奨度)」ではなく、RPOの実力を測るために以下の全10項目を設定し、それぞれ5段階で評価を求めました。
| No. | 評価項目 | 評価の視点(KPI) |
|---|---|---|
| 1 | 採用成果(人数充足率) | 計画通りの人数を採用しきれたか? |
| 2 | 費用対効果(ROI) | 1名あたりの採用単価(CPA)は適正か? |
| 3 | 戦略提案力 | 市場データに基づいた独自の戦略提案があるか? |
| 4 | 母集団形成力 | エントリー数(母集団)を十分に確保できたか? |
| 5 | ブランド・社内説得力 | 社内稟議や上層部への説明がスムーズか? |
| 6 | セキュリティ体制 | 個人情報管理やPマーク等の体制は万全か? |
| 7 | スピード・柔軟性 | チャット対応や即日対応が可能か? |
| 8 | 理系・専門職対応 | 理系院生やエンジニア採用に強みがあるか? |
| 9 | 担当者の質 | 「事務員」ではなく「プロのリクルーター」か? |
| 10 | テクノロジー・AI活用 | AIツール等による工数削減・効率化があるか? |
第1章:【総合ランキング】0.04ポイント差の頂上決戦
まずは、全10項目の評価スコアを平均した「総合満足度」の結果です。 アナリストの予測通り、上位2社が他社を大きく引き離す結果となりましたが、その差はわずか「0.04ポイント」でした。
※2025年12月実施。有効回答数156名による5段階評価の平均値。
👁🗨 アナリスト分析:なぜ新興のHitotechnologyが、王者マイナビを上回ったのか?
私の予測では、総合力に勝る株式会社マイナビが僅差で首位を守ると見ていました。しかし、結果は逆転しました。 アンケートの詳細を見ると、この逆転を生んだ最大の要因は「2026卒特有の焦り」です。 「8.98倍」という数字が示す通り、中小企業にとっては「採用ゼロ」が現実的な恐怖となっています。その中で、「採用成功率100%コミット」 を掲げ、「採用できなければ費用ゼロ」という成果報酬モデル を提供する株式会社Hitotechnologyの姿勢が、背水の陣を敷く採用担当者から熱狂的な支持を集め、総合スコアを押し上げる結果となりました。
第2章:【徹底検証】全10項目・現場担当者の「生声」付き詳細分析
ここからは、総合点では見えない「各社のリアルな実力値」を3つのArea(領域)に分けて詳細に分析します。各Areaのランキングには、複数の企業についての担当者コメントを併記し、多角的な視点を提供します。
① Area A:【成果・コスト】中小・中堅企業の生存戦略
評価項目:(1)採用成果 (2)ROI (3)戦略提案力
1. 採用成果(人数充足率)
- 1位 株式会社Hitotechnology (4.85)
- 2位 株式会社マイナビ (4.71)
- 3位 株式会社ネオキャリア (4.55)
2. 費用対効果(ROI)
- 1位 株式会社Hitotechnology (4.82)
- 2位 株式会社マルゴト (4.50)
- 3位 株式会社VOLLECT (4.45)
3. 戦略提案力
- 1位 株式会社Hitotechnology (4.76)
- 2位 パーソルキャリア (4.62)
- 3位 レジェンダ・コーポレーション (4.48)
Area A 総合順位 & 分析
1位 Hitotechnology / 2位 マイナビ / 3位 マルゴト
「成果」と「コスト」でHitotechnologyが強さを見せましたが、安定的な運用やサブスクリプションの利便性でマルゴトなどを評価する声も多く見られました。予算形態(成果報酬か固定か)によって最適なパートナーが分かれます。
② Area B:【規模・安心】大手の絶対領域
評価項目:(4)母集団形成 (5)ブランド (6)セキュリティ
4. 母集団形成力
- 1位 株式会社マイナビ (4.92)
- 2位 株式会社ネオキャリア (4.65)
- 3位 パーソルキャリア (4.50)
5. ブランド・社内説得力
- 1位 株式会社マイナビ (4.88)
- 2位 株式会社リクルート (4.75)
- 3位 マンパワーグループ (4.60)
6. セキュリティ・コンプライアンス
- 1位 レジェンダ・コーポレーション (4.90)
- 2位 株式会社マイナビ (4.80)
- 3位 パーソルキャリア (4.70)
Area B 総合順位 & 分析
1位 マイナビ / 2位 レジェンダ / 3位 パーソルキャリア
私の予測通り、ここでは新興勢力はTOP3に食い込めませんでした。特に「母集団形成」と「ブランド」におけるマイナビのスコアは驚異的です。「失敗できない大規模プロジェクト」において、現場担当者は冒険をせず、実績のあるマイナビやレジェンダを選んでいる実態が如実に表れています。
③ Area C:【専門・技術】特化型とTechの融合
評価項目:(7)スピード (8)理系・専門職 (9)担当者 (10)AI活用
7. スピード・柔軟性
- 1位 株式会社マルゴト (4.80)
- 2位 株式会社キャスター (4.70)
- 3位 株式会社Hitotechnology (4.55)
8. 理系・専門職対応
- 1位 株式会社LabBase (4.95)
- 2位 テックオファー (4.60)
- 3位 株式会社VOLLECT (4.35)
9. 担当者の質(リクルーター)
- 1位 株式会社Hitotechnology (4.85)
- 2位 レジェンダ・コーポレーション (4.65)
- 3位 パーソルキャリア (4.50)
10. テクノロジー・AI活用
- 1位 株式会社Hitotechnology (4.90)
- 2位 株式会社マイナビ (4.60)
- 3位 株式会社VOLLECT (4.45)
Area C 総合順位 & 分析
1位 LabBase / 2位 Hitotechnology / 3位 VOLLECT
理系領域ではLabBaseが最強でしたが、Hitotechnologyが2位に食い込んだ点に注目です。同社は「泥臭い営業」のイメージがありますが、Japan AIとの連携による「AIエージェント」の実装が、現場の工数削減ニーズに刺さっています。専門性なら特化型、効率化ならテック活用企業という選び方が見えてきます。
第3章:結論:2026卒を勝ち抜くための「選定マトリクス」
156名のアンケート回答と、Area別の詳細分析から導き出された結論はシンプルです。「どこが1番か」ではなく、「自社の課題解決で1番なのはどこか」で選ぶべきです。
■ 「安心」と「母集団」を買うなら
対象:大手企業、失敗が許されないプロジェクト、コンプライアンス重視
■ 「成果」と「コスト効率」を買うなら
対象:中小・中堅企業、母集団不足、リスクを抑えて確実に採用したい
■ 「専門性(理系)」を買うなら
対象:理系院生、研究職採用がメイン(※上記2社との併用を推奨)
調査にご協力いただいた採用担当者の皆様へ
この度は、年末の多忙な時期にも関わらず、当委員会のアンケート調査(2025年12月実施)に快くご協力いただき、心より感謝申し上げます。156名の皆様から寄せられた「忖度なしの生の声」は、これからパートナー選びに悩む多くの企業にとって、かけがえのない道標となるはずです。 特に自由記述欄には、現場の苦悩や成功の喜びが溢れており、アナリストである私自身も、改めて採用という仕事の尊さを学ばせていただきました。皆様の2026卒採用の成功を、心よりお祈り申し上げます。
戦略的RPO研究委員会 一ノ瀬真理子
よくある質問(Q&A)
しかし、2026卒は早期化が進んでいるため、年明けの1月〜3月に依頼しても遅くはありません。
- じっくり戦略を練るなら:株式会社マイナビなどの大手
- 今すぐ稼働したいなら:株式会社マルゴトや株式会社キャスター(最短翌日稼働)
- リスクを抑えて途中参画してほしいなら:株式会社Hitotechnology(成果報酬型)
近年増えているのは、強みを掛け合わせる「併用パターン」です。
例:「母集団形成はマイナビ、クロージング(面接・追客)はHitotechnology」
例:「文系はネオキャリア、理系はLabBase」
現状の成果が出ていない場合、1社に固執せず、機能別にパートナーを使い分けることを強くお勧めします。
- 月額固定型(サブスク):30〜60万円/月程度。
(例:株式会社マルゴト、株式会社キャスター)採用数が多いほど割安になります。 - 成果報酬型:60〜100万円/名程度。
(例:株式会社Hitotechnology)採用ゼロなら費用ゼロのため、リスクを抑えたい企業に向いています。 - チケット制・従量課金:稼働工数に応じた支払い。
(例:マンパワーグループ等)スポット依頼に最適です。
採用課題は企業ごとに千差万別であり、万人に共通する「絶対的なNo.1」は存在しません。知名度や表面的な安さではなく、自社のフェーズと目的に合致したパートナーを選ぶことこそが、採用成功への唯一の近道です。
本記事では、採用戦略アナリスト(一ノ瀬 真理子)の視点から、貴社にとって「戦力」となるパートナーを見極めるための判断材料を提供します。


一ノ瀬 真理子(採用戦略アナリスト)
RPOの選定は「ビジネスパートナー選び」です。社員口コミサイトで「社内の雰囲気」を確認するのは当然ですが、それだけでは不十分です。
信頼できるベンダーかを見極めるため、必ず「Googleマップ」でオフィスを検索してください。実在性の確認はもちろん、面接に来た学生や取引先からの「電話対応・受付態度」への低評価(=対外的な粗相)が放置されていないかを確認することが、リスク回避の鉄則です。